ビストロ ノーブル

 

若い男性がひとりでやっているビストロがあると聞き、大磯へ。
駅からタクシーで5分くらい。
住宅街の真ん中に、ぽつんとノーブルの建物が建っている。
赤いペンキを塗った壁で、いかにもフランスの片田舎にありそうな感じ。

食いしん坊8人で行ったので、たくさん種類が食べられた。
生まれて初めて口にした物もいくつかある。
たとえば、馬のカルパッチョ。
九州から直送された馬のレバー、たてがみ、心臓、赤みに、軽くレモンを搾っていただく。
馬自体が良質なので、まったく臭みがない。

また、お肉屋さんのテリーヌというメニューがあって、それも絶品だった。
使う肉は毎回違うらしく、今回私がいただいたテリーヌには、喉肉のミンチと、鳥の白レバー、豚の耳が入っていて、それを卵でつないで、数種類のスパイスで味をつけている。
お肉のかたまりのはずなのに、どこか軽やかで、胃にずしんともたれない。
舌の上でスーッと解ける。

野菜も新鮮でおいしかった。
サラダを頼んだら、本当に軽く味をつけただけのグリーンサラダを出してくれて、それがピンピンしていて、ぎゅっと野菜の味が凝縮されていた。

他に、エゴマの葉っぱに包んで食べる焼いた自家製パンチェッタとレンズ豆の煮込み、鴨のパテのパイ包み トリュフソース、豚レバーのカツレツ、舌平目のムニエル、馬の脳みそのソテー、羊の塩釜焼き、ほろほろ鳥の姿焼き・・・・・・、
どれもスパイスの使い方が上手で、肉本来の味のくせみたいなものが、とても上手に引き出されている。

デザートも、全員うなる。
キャラメルアイスには塩の粒々が入っていて味のアクセントになっていたし、大きなボウルに入れて1時間半も火を通したプリンは、とろりとしてほろにがのキャラメルソースととてもよく合っていた。
バニラアイスと一緒に出されたショコラショーも、中のチョコがとろりとして見事な塩梅だった。

パンも料理もデザートも、これらをすべてシェフがひとりで作っている。
料理を作ることが、本当に好きで好きで仕方がないんだろうな、という気持ちが、一皿一皿からひしひしと伝わってきた。

一品ごとの量が多いので、何人かでまとまっていくといろんな料理が食べられて楽しいです。

ビストロ ノーブル
神奈川県中郡大磯町東町2-8-15
0463-61-0557
月曜休み

ランチ 12時から
ディナー 17時半から

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